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更新日 2017-04-04

<歯科麻酔:痛~い虫歯の治療/だから 痛くない歯科・治療/麻酔>

 歯科医院に行く嫌な要因の一つに‘虫歯の治療が痛いから・・’というのが挙げられています。
 痛くない治療を求めておられる方が大勢おられる事がわかります。
 大きく開けても5~10cm少々というお口の入り口から1cm程度の歯にできた
  小さな虫歯:齲蝕を治療する事は本当に骨の折れる大変な事です。
 口を開けているだけでもしんどくて痛いのに、
  その上に治療が痛いとなると・・そんな所には行きたくはありませんよね。
  痛くない歯科・治療があればそちらを選択するのは当然です。
 痛くない歯科・治療を私達歯科医師が徹底して追求していかなければなりません。

   私が幼い頃の治療は確かに痛かった経験があります。
 歯を削るエアータービンがまだ普及していなかった時代・・。
 現在では一分間に数十万回転する器具と、よくできたダイヤモンドバーで
 ‘ビュワ~ン’と身体の中で一番硬い歯を簡単に削れますが
 その当時は回転数が2ケタも遅い器具でした。
 確かに歯を削ろうとしても削るのにとっても時間がかかるはずで
 痛くない治療には程遠いものがあります。

 また、歯科麻酔の注射針もその当時は煮沸滅菌器から先生が仰々しく取り出してくるものは
 太~い針で表面麻酔も無くブスッと刺されるのがそれは表現し難いほどに痛いこと・・。
 よく聞いた話ですが、泣いて口をつむってしまうと「泣かないで口を開けないか!」と叱られる始末。
 その当時は(もう30年以上も前の事ですが)
 歯科医師の数が総人口に対して絶対的に不足していた時代だったので
 忙し過ぎて・・当時の歯科医も大変だったと思います。
 あまり大きな声で言えませんが、
 当時は歯にフタをしている材料をひっくり返して、あたかも治療をしたかのようにして帰した・
 ・という裏話もあるほどです。←大げさだと思いますが・・。
 その様な時代からすると僅か十~数年で高度に進歩している日本の医療、歯科治療。歯科麻酔。

  痛くない歯科治療が確立されてきています。
 一般的に、歯科治療を痛くないようにする為によく使う歯科麻酔には
         ‘粘膜表面麻酔と局所麻酔ー浸潤麻酔’が用いられます。
  治療しようとする歯の植立している歯の周囲の歯肉に刺されるのがそれですが、
  必ずしも治療するたびに必要なのかといえば「NO」です。
 出来る事なら麻酔は避けて治療したいものです(薬剤中毒などの要因。)が
 痛みを遮断する為には必要になります。
 麻酔薬には薬物毒性があり、
   腎毒性、肝毒性などが挙げられますが、
 麻酔薬の分量が多いと顕著に症状が現れる事もあるので使用量は最小限にとどめたいものですが
 治療に痛みを感じるなら決して我慢せずにドクターかスタッフに伝え
 麻酔深度を深く(もう少しよく効くように)してもらいましょう。
   最近のTV宣伝で、
 「痛かったら言って下さ~い」「いふぁーい(痛ぁーい)」っていうやりとりが繰り返されるのがありますが、
  なんだか耳が痛くなります。

 治療の状態、内容と、必要性、およその時間と程度をよく話し、
 聞いて、我慢できるかどうかを判断して麻酔を増量するかを判断してもらってください。
 我慢・・我慢して頂きたくは無いのですがその微妙な所は今回では伝わりきれないような気がしますので、

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大阪教育大学教育学部附属高等学校
 天王寺校舎
鶴見大学 歯学部 歯学科 卒